観てて眼福!!豪華なミステリー映画!!(ナイブズ・アウト、ネタバレなし感想)
こんにちはrioです。
今月は多くの面白い映画が公開されましたね。
個人的には今月観た中ではジョジョラビット がお気に入りです。
本日紹介するのはそんな月の最後に公開した映画、
「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」
予告編の感じだとコメディ要素の入ったミステリー映画とか思っていますがどうだったのでしょうか。
目次
作品紹介
監督 ライアン・ジョンソン
三年前に物議を呼んだ「スターウォーズ エピソード8」の監督さんになります。
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色々観ていると結構好きだったという意見も多く見ますが、私個人としては今回の三部作が安牌を切る様な終わらせ方をした原因の一つであると思っているのであまり良い印象ではありません。
なので監督がライアン・ジョンソンと聞いた時、正直少しだけ不安でした。
この作品、最初予告編見ながら思ってたんですが
キャストが豪華!!!
ダニエル・クレイグとクリス・エヴァンスを一緒に見ることができます。
ジェームズ・ボンドとキャプテンアメリカです。
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そしてトニ・コレットです。
そうです、皆さん大好き「ヘレディタリー 継承」のあのシーンです。
そうです、これです。
他にも豪華キャストが揃っています。出演者陣に関してはめちゃくちゃ期待大です。
参考程度にRotten Tomatoesの評価を載せておきます。
批評家評価 97%
観客評価 92%
高いですねえ!!
予告編でこれを宣伝材料に使うぐらいだからかなり高めの評価だと思います。
また、この作品
本年度アカデミー賞 脚本賞ノミネート作品になっています。
あらすじ
NYの豪邸で世界的ミステリー作家の85歳の誕生日パーティーが開かれた翌朝、彼が遺体で発見される。名探偵ブノワ・ブランは、匿名の人物からこの事件の調査依頼を受けることになる。パーティーに参加していた資産家の家族や看護師、家政婦ら屋敷にいた全員が第一容疑者。調査が進むうちに名探偵が家族のもつれた謎を解き明かし、事件の真相に迫っていく―。
filmarksより
感想(ネタバレなし)
これは意外な展開!!!!
案外にあっさりしてたけどこれはこれで面白い!!!!!
結末も予想外だけど色々想定外で観ていて面白い映画でした。
注意
ここからの感想核心をつくネタバレはないですが全く情報を入れたくないという方はお気をつけください
正直物語自体はかなり王道を行ってると思います。金持ちの家の主人が死んじゃったから遺産がどうこうみたいな感じに話が発展していくのでこの系統の物語を観てる人は結構予想できたりするんじゃないでしょうか。
というかそもそも作ってる側も予想させる気満々ではと最初の方思ってしまう様な設定や演出。
おそらくわざとです。
というのもこの物語確かに最後まで「真実」は分かりませんが途中から割と独特な進行をしていきます。
これが面白い。
あまり突っ込んだことは話しませんがこれのおかげで途中ハラハラさせられたり、思わず笑ってしまったりします。是非ご自身の目で確かめて下さい。
あまり物語部分には触れずに話していきます。
ミステリー映画としてもとてもよく出来ていると思います。ミステリー映画の面白い瞬間ってもちろん映画観ながら考えてる時も面白いし、結末を知った時も面白いですけど種明かしのときに「それ確かに覚えてるけど伏線だとは思わなかったな〜」的なのが面白いと思うんです。一切記憶に残らない様な要素でも無く、だからと言ってこれ明らかに伏線だろっていう感じでもない絶妙なバランスが取れているのが面白いミステリー映画であり、この映画もそれがしっかりと練られていた映画でした。
最初に言いましたが意外にあっさりとしていた映画でした。
このあっさりというのは予告編の感じからしてそうでしたがコメディ的要素を所々の挟むことでかなり観やすい、胃もたれしない作品になっています。
悪く言えば、あまり深みがなかったです。特に物語の終わり方。
確かに驚かされはしたけど種明かししてそれまで。正直ミステリーもののドラマくらい終わり方はあっさりしていました。
この映画の面白いところは終盤までの物語の持っていき方と見せ方、演出だと思います。そこがしっかり面白かったからこそラスト、少しあっけなさを感じてしまいました。
タイトルに刃の館と書かれているとおり、映画の所々でナイフが出てきます。
例えばこのシーンの左側にあるやつ。
一体なんなのかはよく分かりませんがかっこいいです。どうなってんのこれ。
これを筆頭にこの屋敷全体的におしゃれでかっこいいです。観ていて楽しい。
小道具の作り込みがかなり細かいと感じました。実際、小道具をうまく利用して観客に示唆させる演出もあります。
衣装も凝っていて個性が引き出されていて面白いです。例えばジェイコブ
あまりセリフはないですが個人的に見た目が結構印象的なキャラクターでした。
(そう言えばこの俳優さんはITの方ですね)
役者陣に関しては先ほども言った通り豪華ということもあり観ているだけで楽しいという一面もあります。
普段あまりミステリー映画を観ないという方も一見の価値があるのではないでしょうか。
最終評価
皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただくと
7/10
とても面白いミステリー映画です。
この間観た「9人の翻訳家」と言い最近面白いミステリー映画が多いから、あまりミステリー映画は観ても小説とかは触ってなかった身としては色々あさりたくなってしまいました。
では以上です!!ありがとうございました!!!