女の人怖い（ハスラーズ ネタバレなし感想）
こんにちはrioです。
最近寒いですね。一気に大寒波が来たとかどうとか。あまり家から出たくないです。
映画館も寒いと客足が減るとかあるのでしょうか？逆に屋内だから人がくるのかな。
さて、いよいよ2月になり最初の日曜日、注目作がどんどん公開されて行きます。
今回私が観た作品がこちら
「ハスラーズ」
こちらの作品を紹介していきます。
目次
作品紹介
監督 ローリーン・スカファリア
過去の作品として私が前々から観たいと思っていた作品「ランダム」があります。
今作の様な史実に基づく様な映画は初な様です。
参考程度にRotten Tomatoesの評価を載せておきます。
批評家評価 87%
観客評価 65％
少し賛否両論分かれている感じでしょうか。公開前のfilmarks評価は確か3.6だったので少し反応しづらいところでもあります。
あと少し気になったのですがポスターにアカデミー賞大本命と書かれていますが「ハスラーズ」は本年度アカデミー賞に残念ながらノミネートされませんでした。
アカデミー賞ノミネート作品が発表は最近だったので広告だ間に合わなかったのはなんとなくわかるんですけど、なんか知ってる身としては違和感しかないですよね。
大本命って書かれてるけどノミネートされてないし、なんだか気の毒に感じてしまう。ポスターを変えるとかする努力しないのであれば最初から書かなきゃいいのにって少し感じます。
色々調べていたら面白いなと思った記事があったのでどうぞ
あらすじ
幼少の頃母に捨てられ、祖母に育てられたデスティニー（コンスタンス・ウー）は祖母の介護のため、ストリップクラブで働き始める。そのクラブでひときわ輝くラモーナ（ジェニファー・ロペス）と運命の出会いを果たす。ラモーナや同じクラブのベテラン ダイヤモンド（カーディー・B）からストリッパーとしての稼ぎ方を学び、安定した生活を得ることができるようになる。しかし、2008年に起きたリーマン・ショックの影響で世界経済は冷え込み、ストリップクラブで働く彼女たちにも不況の波が押し寄せることになる。「真面目に働いても生活が苦しいのに、経済危機を引き起こした張本人であるウォール街の金融マンたちは、なぜ相変わらず豊かな暮らしをしているのか」と不満を募らせたラモーナは、ディスティニーやクラブの仲間たちと、世界最高峰の金融地区ウォール街の裕福なクライアントたちから大金を騙し取る計画を企てる。
filmarksより
感想（ネタバレなし）
テンポがよくて観やすい！！！！！
イメージと少し違ったけど重厚な作品で良かった！！！！！！
注意
ここからの感想核心をつくネタバレはないですが全く情報を入れたくないという方はお気をつけください
上に書きましたが思っていたイメージと少し違った。
というのもこちらの予告編です。
これを観る感じだと結構爽快感のある映画なんだと感じていましたが意外とそんなことなかった。
映画自体はリーマンショック後の不況の世の中を描き、現代社会の不平等さを映画の大きなテーマとして突き詰められていた。作品全体はなぜ彼女たちが犯罪行為をどの様な経緯で犯したのかというのを軸に話は進められていく。
軽快なテンポであるが爽快感のある映画ではない。その点では少し面を喰らってしまった。
そういう点では完全にマネーショートと酷似している。
広告の仕方はさておき、思っていたより重厚な映画だったという話だがむしろそっちの方が良かったと感じている。
映画のいいところの一つである、普段生きてるだけでは理解することのできない立ち位置にいる人物の立場に立って考えることができるというものがあると思います。決して詐欺師を肯定するつもりはありませんが今作も事実の部分だけを切り取って観ると最低だと思うことも映画を通して観ると、なぜか感情移入してしまう。
最初は軽い気持ちで映画館に入り、軽いテンポで進んでいく。だが、ただのエンタメに止まらずリーマンショックによってあらわになった社会の不平等性への不満。また、リーマンショック前のあのキラキラした世界を忘れることのできない女性たちが最終的に映画を観終わってそれらが印象に残る。
こちらの方がのちに印象に残る映画体験になるからこれで全然いいんですけど、広告の仕方がなんかね...
映画館で流れてたのは上に張っつけたやつだけど違うやつなら印象変えあるかな
こっちの方が映画のイメージにあってた気がする。
あとこの映画めちゃくちゃ良かったのが...
ジェニファー・ロペス
ずば抜けて演技が良かったと思います。すごい体張ってたと思う。間違いなくどのシーンでも一番輝いてた。
ダンスしてるとき本当に見惚れてしまった。かっこエロい。最高です。
最終評価
皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただくと
７/１０
軽快ながらも何か思いものが心に残る、とてもいい意味で映画らしい作品になっていました。
みなさんも是非ご覧になってください。
以上です！！！ありがとうございます！！
