ビッチ女子大生の1日(ハッピーデスデイ 1&2感想)
こんにちはrioです。
少しブログにアクセスできない状態にあって更新できていませんでしたがまた、更新します。
いよいよコロナが猛威をふるい始めて映画が延期しまくってるご時世ですがそんな中、話題になっている映画
「ハッピー・デス・デイ」
こちらの映画を紹介していきます。
去年公開時点で話題になっていましたが今回また話題になっていると言うことで観てきました。
ではいきましょう。
目次
作品紹介
監督 クリストファー・ランドン
「ゾンビワールドへようこそ」の監督さんです。
今作の1と2どちらも監督されています。
参考程度にRotten Tomatoesの評価を載せておきます。
批評家評価 71%
観客評価 66%
続編の方は、
批評家評価 70%
観客評価 58%
どちらも似たような感じの評価ですね。
実際日本でもfilmarks評価がどちらも3.8となっており評価はそこまで変わりません。
予告編
感想(1&2)
携帯の着信音が頭から離れない.....。ライトに観れる、まさに娯楽映画!!
注意
ここからの感想核心をつくネタバレはないですが全く情報を入れたくないという方はお気をつけください
気軽に観れるという点でとても良い映画でした。
アマゾンプライムで配信されており映画自体の長さも100分程度、内容も重く無い、笑って楽しくハラハラできる、自宅で観るには最適な映画でしょう。
話題になるのもなんとなくわかります。
普段映画をあまり観ないという人でもホラー映画は観るという方、結構いると思います。ドキドキしながら観れるシーンがあり、犯人はしっかり不気味、主人公の後ろから現れるシーンには思わず声を上げてしまう。けど、面白くて笑える部分の方がどちらかといえば多い。
ホラー好きはもちろんですがホラーが苦手な方でもおそらく観れるライン、万人に向けたという意味ではホラーとコメディのバランス、比率が取れた映画なのでは無いでしょうか。
みんなでワイワイ観るのに適した映画だったと思います。
良かった点から話します。
最初のオープニングロゴ、1も2どちらにも一芸仕込まれており好印象でした。どちらもそうですがあの演出一つでこの映画がタイムリープ物であることが伝わり、ホラーって言ってるけどそこまで怖く無いよ、気軽に観れるよっていう雰囲気がこちらに伝わってくるので良かったのでは無いでしょうか。細かな部分ですが映画が好きな身にとってはサービス精神溢れる演出であったと思います。
映画全体のテンポがとてもいいですね。この映画一日を繰り返す、1日の最後に主人公が殺されて戻されるという設定がすぐわかる、つまり最初のループが起こるまでグズグズせず必要なことやって物語を次の展開に移行させる部分は良かったです。特に最初の一周めでいかに主人公がこれからの犯人探しが難航するか、いかに主人公が他人に恨みを買っているか、どんな性格なのかまで無駄なくスピーディーに、なんなら始まってすぐの行動で観客に理解させる辺り素晴らしいと思いました。
にしても
なかなかの主人公のクズっぷり
こんなやつに共感できるんかと最初は思っていましたが、今作観客から共感を得るという意味でのタイムリープの使い方がとても上手かったと思います。
誰にも過去に戻りたいと思うことはあると思います。それは主人公も同じです。
タイムリープを何度も繰り返すうちに主人公は何度も試行錯誤をします。その中で彼女は人として成長し、その上である1日の最初から繰り返す時映画の始まりとは真逆の行動を取ります。
彼女自身もその1日よりも前に戻ることはできません。だから過去に犯したことを変えることはできません。しかし、1日の行動を変えるだけで未来は大きく変わる。そんなメッセージが映画に含まれており、こんなぶっ飛んだやつでも親近感が湧いて共感してしまったのでは無いでしょうか。
続編である2の方では映画全体で、過去を引づらず未来を見よう、というようなニュアンスのメッセージがありますが、1の物語のメッセージがうまくこちらに活かすことができたのでは無いでしょうか。
この映画最大の見せ場と言っていいでしょう、主人公の死ぬシーンが良かったです。ハラハラするシーンもありますが主人公が何度も、次々と殺されていく様子は観ていて笑ってしまう演出になっており面白かったです。このシーンは映画の中盤あたりです。映画後半の病院でのシーンはなかなかハラハラしましたが中盤からの流れといいジェットコースターのような映画の流れでアクセントが聞いていたのでは無いでしょうか。
続編2ではもはや自分から死ににいく、しかも随分と楽しそうにバライティにとんだ死に方するもんだからとても面白いです。
ここから個人的に悪かったと思う部分に入ります。
ホラー演出が単調だったように感じました。結局音で驚かそうとしてくる。というかこの映画全体的にBGMが多くてうるさい。確かにその方がテンションが上がるかも知れないけど、わざわざ追い詰められるところまでBGMを多用しなくても。ギャーギャーうるさかったという印象が強いです。
大きな音が鳴れば驚きます。当たり前です。
驚きはしますけどそれは怖くは無いんですよ。もう少し何か工夫されてても良かったのでは無いかと思います。このブログで何度も言ってますが大きな音で驚かせる演出はスポンジボブのハッピーセットのCMとやってることは一緒です。
いやでしょ、これと一緒は。はい。
こちらでも同じようなこと言ってるのでよければどうぞ
物語の部分ですがタイムリープという要素をもう少し活かせなかったのかと感じてしまいました。キャラクターに感情移入させる、キャラクターを魅力的に見せるということにはうまくいっていたと思います。ただ1の最後の展開といい、2の物語の持ってき方といい正直、突拍子無いは ご都合主義、その場しのぎが少し多すぎな気がします。死に過ぎると体調に影響が出る割には随分と元気に動くし、逃げたり相手倒すのももう少し計画的に動いた方がいいのではないかと思いました。何度も死んで死にまくって細かく計画立てていく、タイムリープ映画の醍醐味はそこではないでしょうか。行き当たりばったりな部分は残念でした。
続編の2について最後に触れます。
2は1に比べてSF要素が増えて逆によりホラー要素が減ったような印象です。観たことでなんとなくわかりましたが、1と2の評価が一緒なことに納得しました。物語の流れがほとんど同じ。一ヶ月経ったらあのシーンが1と2どっちのシーンだったかわからなくなるんじゃ無いかって位一緒。個人的には2は1が好きだった人向けの後日談ぐらいの勢いなんじゃ無いかなって思ってます。もちろん2にも好きなシーンはありましたが、わざわざ2を作る意味があったかと言われるとわからないです。1で締めても良かったんじゃ無いかな、と個人的には感じました。
最終評価
皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただくと
「ハッピー・デス・デイ」
6/10
「ハッピー・デス・デイ 2U」
5/10
全体的には好印象な映画でした。このご時世外に出れない中、気軽に家で観るには持ってこいぼ映画なのでは無いでしょうか。
コロナが無かったらみんなでワイワイ言いながら観たい映画だなって思いました。
下に「ハッピー・デス・デイ」を観た方におすすめの映画を貼っておきます。
以上です!!!!!!!ありがとうございます!!!!!