完全主観で新海誠監督作品をランキング形式で紹介してみた(全7作品)
どうもrioです!!
突然ですが
天気の子のブルーレイが5月27日に発売します!
過去の記事で紹介しましたが天気の子は結構好きだったので ブルーレイ発売が結構好きです。
日本の映画監督で誰が好きですか?と聞かれるといろんな監督がいます。
園子温監督や是枝監督など様々な方がいますがアニメ監督は?と聞かれたら真っ先に出てくるのが新海誠監督です!
今回は
個人的新海誠監督おすすめ作品をランキング式で
紹介していきたいと思います。
それぞれの作品に皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただきます。
対象作品は全7作品になります。
目次
7位
星を追う子供
5/10
2011年公開映画。新海誠監督、4作目の劇場アニメーション作品となっています。
あらすじ
ある日突如現れた少年、シュンの死をきっかけに「死後の世界」に興味を持った少女、明日菜は世界各地で伝承され、死者を復活させることのできる技術がある地下世界また、シュンの故郷でもあるアガルタを旅することになる。
感想
今までの新海誠作品とは違う一風変わった作品。ファンタジー要素が強く、正直どちらかと言えばジブリ?ってなる様な世界観になっています。テーマ自体はとてもわかりやすく伝わってくるものの、諸所に説明がたらないのでは?と思ってしまう部分があった様な気がします。そもそも明日菜がここまでシュンに惹かれるのは何?って個人的には少し感じてしまいました。ストーリーも世界観も正直ジブリの二番煎じ感を否めない作品ですが絵はとても綺麗です。
6位
ほしのこえ
6/10
2002年公開。25分間のアニメーション作品で自宅のパソコンで製作されたそうです。すごいですね...
あらすじ
中学3年生のミカコとノボルは互いに惹かれ合うがミカコが国連の宇宙軍に選抜され宇宙に旅立つ。その間二人はメールでやり取りするが地球と距離が離れていくにつれてメールの往復に何日、何週間、何年と時間が空いて行ってしまう。
感想
設定結構好き!!
メールやらラインが普及したせいで恋愛をテーマに描くときに距離が離れてもすぐ連絡取れちゃうから離れてしまった感があんまり出なくなってしまった現代だけどそんな中でこの設定は面白い。短いアニメながらもアイデアが詰まった作品になっている。
というかこの「私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ」ってキャッチコピーがおしゃれすぎる、かっこいい!!
ポスター見ればなんとなく察しますが作画が現在と違います。違いますっていうか今の天気の子とか君の名はとかより見劣ります。
ですがここまでのものを一人で作り上げるのは物凄いことです。いや、本当にすごい。
5位
雲の向こう、約束の場所
6/10
2004年公開。新海誠監督初の長編アニメーション作品となっております。
あらすじ
日本は南北に分断され、北海道がモデルの「エゾ」を「ユニオン」が支配していた。中学3年生の浩紀と拓也は海の向こうの塔に憧れ飛行機を造り塔まで飛ぶ計画を立てていた。浩紀は自分が好意を寄せていた沢渡に塔までつれていくことを約束するが沢渡はある日、浩紀達の前から姿を消す。
感想
ラストがっ!!!!
ラストが好きなんですよ、ラストが!!あの感じ。新海誠作品でもラストの個人的好きさはかなり上位です。
映画自体は前半が学生時代、後半が大人になってからって感じです。時間は91分ですが正直結構長く感じてしまいました。物語がちょっとごちゃごちゃしてるかなって。設定が結構壮大に作られてる割には話に関わる部分が狭い気がしました。
なんかエヴァからインスピレーション受けたのかな?って感じてしまう部分がしばしばありました。
少し酷評気味ですが全体的に好きでした。メインキャラも良かったと思いますしラストが好きだったから全体評価が上がってるっていうのもありますが。
4位
君の名は
7/10
2016年公開。もう言わずもがなって感じですけど。新海誠6作目の劇場公開アニメーション映画。皆様ご存知の通りめっちゃくちゃ売れて日本アニメ映画の世界歴代興行収入が1位となりました。
あらすじ
「私たち、身体が、入れ替わってる〜!?」
感想
興行収入が面白さに比例してるとは思っていないですが、やっぱりここまで売れると間違い無く感じる面白さがありますよね。ラストの終わらせ方と言い今までの新海誠監督映画らしく無いっちゃらしく無い作品であった気がしますが、こういう感じのボーイミーツガールからのハッピーエンドもシンプルに面白く、観た後のあ〜この作品楽しかったな感は新海誠監督作品で一番あったんじゃ無いでしょうか。物語は小難しく無いながらも時間の流れをずらすことで観客の期待を裏切りつつ、観ているこちらも後味の良い終わらせ方をする、たまに酷評レビューでありきたりなストーリーという評価をたまに見ますが観客を楽しませる、楽しませながらも自分の伝えたいことはしっかりやるという面ではかなり作り込まれた物語だったと思います。
新海誠監督作品の今までのどの作品よりも登場人物のキャラが立ち観終わった後にはメインの二人のキャラ以外で誰が好きだったかなんて会話がある新海誠作品は君の名は以前の作品では正直難しかったと思います。それだけこの映画の物語脚本がしっかり練られていたと言うことだと思います。
3位
言の葉の庭
8/10
2013年公開。新海誠監督、5作目の劇場公開アニメーション映画。万葉集を引用しており万葉集の研究家の方と協力した作品だそうです。
あらすじ
靴職人を目指す高校生タカオは雨の日の朝は決まって学校をサボり庭園で靴の絵を描いているのだがそこでユキノという女性と出会う。二人は会うたびに心を通わせていく。
感想
新海誠監督作品の中で一番美しいと思った作品。
映画自体は46分と短めだがここまでメインである二人のキャラクターの思いや置かれた状況を説明が決して多いわけでは無いにもかかわらず観客に感じさせることができるのは本当にすごいと思う。
あの階段のシーンとか泣くやん。
社会的な立場上絶対に一緒になることはないし、もはや恋心を抱くこともないだろう二人が雨で周りが遮られた庭園の屋根の下まるで異空間の様になった場所でのみ心を通わせていった結果があの階段のシーンだからもうめちゃくちゃ泣く。
すごい好きでした。
てかなんだよキャッチコピーの「愛よりも昔、孤悲のものがたり」、めちゃくちゃおしゃれじゃない?
2位
天気の子
8/10
2019年公開。新海誠監督7作目の劇場アニメーション映画。あの「君の名は」の大ヒットを受けて期待値がとんでもなかった映画です。みなさん観ましたか?
あらすじ
「今から晴れるよ!!」
感想
ラストがっ!!!好きすぎるよっ!!!!!
めちゃくちゃ良かった。個人的には全然余裕で「君の名は」を超えてる。新海誠監督なりに伝えたいことがこめに込められてる映画。ラストめちゃくちゃいいじゃん。泣くじゃん。語彙力が崩壊する。すごい好きです。
劇場で三回観たけどブルーレイ買う。「君の名は」で良かったところを引継ぎつつもただエンタメ作品として終わらせるだけでなく、社会問題とリンクさせながら若者への応援歌的な側面を持ていた映画で本当によくできていた映画だと思います。
過去にも記事にしてるのでそちらを見て下さい。
1位
秒速5センチメートル
9/10
2007年公開。新海誠監督、3作目の劇場公開アニメーション映画。
あらすじ
小学校卒業と共に離れ離れのなった遠野貴樹と篠原明里はお互い惹かれ合いながらも明里の転校してしまう。それから中学に入ってから半年後明里からの手紙が届き文通でやり取りする二人だが貴樹が鹿児島に転校が決まったことをきっかけに転校前に明里に会いに行こうとする。
感想
あ゛あ゛あ゛〜.....(語彙力崩壊)
無理。二度と観たくない。無理。トラウマ。全人類を殺しにかかってる。本気で殺しにかかってる。殺された。無理。(褒めてます)
全員とまではいかないけど多分一部人間に核兵器ばりの威力を放つ映画。
死ぬ。無理。
最後の山崎まさよしで死ぬ。むせる。むせ死ぬ。
これ書いてる時でさえ死にそう。なぜこんな映画作ったんですか(褒めてます)
どんな呪われて観たら死ぬ映像よりも人を殺した映画。
風景が相変わらず綺麗なのがまじで!!!(迫真)
正直技術的な面の話するなら他より劣る部分はたくさんあると思います。人物描写、色々くどいとことか。
でもさ!!なんかすごい良かったんだよ。ここまで人の恋愛感情を残酷までにリアルに描写奴いないよ...
もう...この映画を二度と観たくないんだよ(褒めてる)
最後に
いかがだったでしょうか。最後にまとめておきます。
7位 星を追う子供
6位 ほしのこえ
5位 雲の向こう、約束の場所
4位 君の名は
3位 言の葉の庭
2位 天気の子
1位 秒速5センチメートル
みなさんがお気に入りの新海誠監督作品はなんでしょうか。結構特徴のある作品を作る監督さんであると思うのでみなさんは特にお気に入りの作品というのもあるのではないでしょうか。
ちなみに新海誠監督作品は「言の葉の庭」と「秒速5センチメートル」、「雲の向こう、約束の場所」、「星を追う子供」はAmazonプライムで見放題になっているので是非。
以上です。ありがとうございました!!!!!