絵が描けない美大生の映画ブログ

エセ美大生のお話を聞いてください

これこそ本物の恋愛映画(初恋 ネタバレなし感想)

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こんにちはrioです!!

 

さて今回はこちらの映画を紹介していきます。

 

「初恋」

公開前から試写会などの評価で話題を呼んでいた作品でもあります。

個人的に最近、最も期待していた方がなのですが果たしてどのような作品になっていたのでしょうか。

 

 

目次

 

作品紹介

監督 三池崇史

恥ずかしながら私、三池監督の作品を今まで観たことがありませんでした。

なので今回が初三池監督映画です。

無限の住人」の時もそうですが海外を視野に入れて最近は映画を作っているという印象があります。

cinema.ne.jp

今作「初恋」も海外での評価が高く、Rotten Tomatoesでは

 

批評家評価 97%

観客評価  88%

www.rottentomatoes.com

 

とかなり高い評価を得ていて期待ができそうです。

 

三池崇史監督作品は今まで観る機会はいくらでもあったとは思うんですけど、どうしても世間の評価(テラフォーマーズとか)で避けていた部分があったんですけど今回は予告編からもとても面白そうな雰囲気がして結構楽しみにしてました。

 

予告編

www.youtube.com

 

あらすじ

舞台は、さまざまな事情を抱えた人間たちが流れ込む欲望の街・新宿歌舞伎町。 天涯孤独ながら希有な才能を持つプロボクサーの葛城レオ(窪田正孝)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫し、試合後の診察で余命いくばくも無い病に侵されていることを知る。 自暴自棄になったレオが、気もそぞろに繁華街を歩いていると、男に追われる少女に出くわす。 ただ事ではない様子を察したレオは条件反射的に男をKO。 気を失った男のポケットにあった、警察手帳をとっさに懐へとしまうと、少女の後を追った。 少女はモニカ(小西桜子)と名乗り、親の虐待から逃れるように街へ流れついて、ヤクザに囚われていたことを明かす。 KOされた男は悪徳刑事・大伴(大森南朋)でヤクザの策士・加瀬(染谷将太)と裏で手を組み、ヤクザの資金源となる“ブツ”を横取りしようと画策、モニカを見張っていたのだ。 ヤクザと大伴から追われる身となったレオだが、モニカと自らの境遇が重なる部分もあり、どうせ短い命ならと半ばやけくそで彼女を救おうと決意する。 一方で、モニカと共に資金源となる“ブツ”が消えさらにヤクザの一員・ヤス(三浦貴大)が殺されたことを彼女のジュリ(ベッキー)から知らされる組員一同は、組長代行(塩見三省)の基で今にも一触即発の様相を呈している。 一連の事件をチャイニーズマフィアの仕業だと踏んだ組随一の武闘派・権藤(内野聖陽)が組の核弾頭・市川(村上淳)と共に復讐を決意し、ジュリも後を追った。ヤクザとチャイニーズマフィアに悪徳刑事。 ならず者たちの争いに巻き込まれた孤独なレオとモニカが行きつく先に待ち受けるものとは……。 欲望渦巻く繁華街で出会った孤独な二人が過ごした、人生で最も濃密な一夜の結末や如何に

filmarksより

 

感想(ネタバレなし)

最高か?????最高なのか????最高だったぞ!!!コンプライアンスガン無視バイオレンス映画!!!

 

注意

ここからの感想核心をつくネタバレはないですが全く情報を入れたくないという方はお気をつけください

 

これぞ映画!!!って感じで良かったです。

先に言っておきますがこの映画は

「初恋」と言う名のヤクザ映画です。

腕飛ぶ首飛ぶ出血吐血です。

最高です。

そんな中でもボーイミーツガール恋愛映画としても成り立っている、

いやむしろこれこそ恋愛映画なのでは??

変に男女がじわじわ仲良くなってくっついてイチャイチャするより、

衝動に身を任して人を殴るこの映画が真の恋愛映画と呼べるのではないかと

そう私は感じました。

そんなどこぞの恋愛映画みたいに人を好きになる理由を映画全体でたらたらやらなくていいじゃないですか。

勢いですよ。

久しぶりに熱くなれた恋愛映画でした。

個人的には「愛のむきだし」を思い出しました。

 

愛のむきだし

愛のむきだし

  • 発売日: 2015/09/28
  • メディア: Prime Video
 

 

キャラクターも皆さん魅力的で、

私のお気に入り加瀬(染谷将太)とジュリ(ベッキー)です。

染谷将太がすごい!!

映画中にどんどんキャラが変わっていって、観た方もかなり印象に残ってのではないでしょうか。もう最後の方キャラ変しすぎて面白い。

ベッキーもすごい勢いがありました。

狂って叫んで暴れて

こんなにアクションやって暴れる女優さんなんですね。すごい。

 

こんなこと言うのもあれですが、

とても映画らしい映画です。

映画らしいってなんだよって感じなんですけど。所々で「あ、ここのショット好きだな」と思えるところがあったり「このシーンいいな」って感じたり、それだけでも個人的には観る価値がありました。

最近観た邦画の中では圧倒的に満足感があり、重厚な映画体験でした。

 

最終評価

皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただくと

8/10

かなり満足できる映画体験でした。

最近観た邦画が個人的に不満のあろものが多かったのでとても満足しています。

 

rio0713.hatenablog.com

 

以上です!!!!!!!ありがとうございます!!!!!!!