あかるいのこわい(ミッドサマーネタバレなし感想)
どうもrioです!!!
最近映画館でホラー映画を観ることが多い気がするんですが正直、個人的にはあまり好みではなかったんです。
なんですが、
ついに今週末2月21日、皆さんの中にも楽しみにしていた方もいらっしゃるのではないでしょうか
「ミッドサマー」
私は去年の東京国際映画祭で観させてもらいました。
シン・ファンタでしたっけ。
そちらでの感想を今回は書いていきたいと思います。観る際の参考にしていただければと思います。
目次
作品紹介
監督 アリ・アスター
皆さんの中にも大好きな方が多いであろう「ヘレディタリー」の監督さんです。
この映画で一気に知名度を上げました。世界的に見てもかなり注目されている監督さんになります。
まだ観ていないという方は是非この機会に観ることをおすすめします。傑作ホラーと名高い映画です。実際初見で私もかなりの衝撃でした。
また、お時間あればですが「ミッドサマー」の前に観るのもいいかもしれません。予告編からもなんとなくわかる様に前作とはまた違ったテイストの映画になっています。(間違いなくアリ・アスター監督作品という感じがしますが)
この2作の違いを比べながら映画を鑑賞するのも面白いかもしれません。
今作の配給は皆さんの中にも注目してる方が多い、
A24
です。
最近観た作品だと「アンカット・ダイヤモンド」もA24作品です。
参考程度にRotten Tomatoesの評価を載せておきます。
批評家評価 83%
観客評価 63%
予告編
かなり幻想的な雰囲気の映画になっています。
あらすじ
家族を不慮の事故で失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖......それは想像を絶する悪夢の始まりだった。
filmarksより
感想
これぞ根っからの恐怖!!!!!心の奥底にトラウマを植え付けようとしてくる良質なホラー映画!!!
雰囲気違えどアリ・アスター監督映画でした。
注意
ここからの感想核心をつくネタバレはないですが全く情報を入れたくないという方はお気をつけください
素晴らしい映画でした、個人的には前回より好きかもしれない。
そもそもこの映画ホラー映画というよりもカルト映画という言い方の方が合っているかもしれないです。
だから、お友達と「ホラー映画観よー!!!」みたいなテンションで観る映画ではないというかそのテンションだと拍子ねけするんじゃないかと思います。
でも間違いなく恐怖です!!
是非観て欲しい。
予告編でもある通りこの映画全編通して基本明るいです。ホラー映画なのに。
明るさって安心するんですよね。普通。
ホラー映画って暗いからこそ絵面が気味が悪い雰囲気が出るんですけど、この映画明るいんですよ。
まさかこの明るさに不安を煽られるとは思わなかった。
個人的には「ヴィジット」を思い出しました。
最初から気味悪さがある訳ではないんですよ。むしろ最初は安心感があるんですけど、
段々あ、これやばいなって
いきなり驚かせてくるタイプではない、
心の奥にじわじわと観客に危機感を感じさせる
映画になっています。
あまり書いてしまうとネタバレになってしまうので避けますが、人って本当に理解しがたいものに出会うと恐怖を感じるんだなって改めて感じさせられる映画になっていました。
また、この映画怖いだけじゃなくてもしかしたら
最後感動して泣いてしまう方もいらっしゃるんじゃないかなって思ってしまう作品。
先ほどから述べている通り全編通して明るい映画ですが視覚的には色彩豊かで美しいという印象をもちます。
ただなんでしょうか。確かに美しいんですけどどっちかっていうとサイケデリック的な美しさです。
少し気味悪さを感じてしまう美しさ。
劇中でも薬物を利用していることも関係しているのでしょう。
少しグロテスクなシーンも多いですが幻想的な風景は視覚効果に優れている映画と言えると思います。
最終評価
皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただくと
9/10
とてもおすすめです。かなりクオリティの高いホラー?カルト映画になっています。
今後もアリ・アスター監督に期待です!!
以上です!!!!ありがとうございました!!!!!!!