ドラン監督最新作!!(ジョン・F・ドノヴァンの死と生 ネタバレなし感想)
こんにちはrioです。
さて、ついに公開しました。
皆さんの中にも楽しみにしていた方、いるのではないでしょうか。
「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」
こちらの映画を紹介していきます。
目次
作品紹介
監督 グザヴィエ・ドラン
「トム・アット・ザ・ファーム」や「Mommy」の監督さんです。
私のお気に入りは「たかが世界の終わり」です。
この映画の家族の映し方、描き方がとても好きでした。
参考程度にRotten Tomatoesの評価を載せておきます。
批評家評価 21%
観客評価 60%
批評家からの評価低くないですか????何故に。どうなんでしょうか。
予告編
あらすじ
舞台はニューヨーク。大ヒットTVシリーズに出演し、一躍スターの座へと駆け上った、人気俳優のジョン・F・ドノヴァンが死んだ。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた彼の死の真相をにぎる鍵は、世間で一大スキャンダルを巻き起こした、11歳の少年ルパートとの“秘密の文通”。100通以上に渡る手紙から明かされる、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏。若くして世を去った美しきスター ジョン・F・ドノヴァンの、切なくも衝撃的な死の真相とは──。
filmarksより
感想(ネタバレなし)
何でこれが評価低いんだ??????良くない???
注意
ここからの感想核心をつくネタバレはないですが全く情報を入れたくないという方はお気をつけください
いやー良いですよ。この映画。
グザヴィエ・ドラン監督の「たかが世界の終わり」よりもとても観やすい映画であったと思います。
是非今まで監督作品を観たことがないという方におすすめできる映画でした。
この監督さんの描いているものって家族にしろ何にしろ比較的現実に近いものを感じるのですが、映画の映し方は非現実的に感じるほど美しいんですよ。
グザヴィエ・ドラン監督の映画の写し方は本当に好きで「たかが世界の終わり」のラストシーンのところとか、こんなにも身近な世界を映してるのにこんなに美しく映すことが出来るのかと、本当に好きな作品です。
今作でも「家族」についても描いてます。この監督さんの家族像も好きで、親の子供に対してのエゴ的な部分が描かれていてとても好きだし刺さる。
物語の大部分は成功者であるジョン・F・ドノヴァンが成功を納めるうちに自分が信用をおける人間がいない事への苦悩的な感じです。そんな彼が少年と手紙で気持ちを綴っているにですが。この映画自体が観客に向かって書いた手紙のように美しい描き方をされた映画のように感じます。
出ている俳優さんもとても良かったと思います。ナタリー・ポートマンの母親感が好きでした。あの決して完璧ではない人間味のある感じが好きでした。
最終評価
皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただくと
8/10
今までドラン監督作品を見たことがないという方にもお勧めできる映画です。
是非観てはみてはいかがでしょうか。
以上です!!!!!ありがとうございます!!!!!!!