マイケル・B・ジョーダンがっ!!!!(黒い司法 0%からの奇跡 ネタバレなし感想)
こんにちはrioです。
さて今回はこちらの映画を紹介します。
「黒い司法 0%からの奇跡」
目次
作品紹介
監督 デスティン・ダニエル・クレットン
過去作は「ショート・ターム」の監督さんです。
主演はマイケル・B・ジョーダン
「クリード」や「ブラックパンサー」で人気の俳優さんです。
参考程度にRotten Tomatoesの評価を載せておきます。
批評家評価 83%
観客評価 99%
期待できれのではないでしょうか。
予告編
あらすじ
黒人への差別が根強い 1980年代アラバマ州、犯してもいない罪で死刑宣告された黒人の被告人ウォルターを助けるため、新人弁護士ブライアンは無罪を勝ち取るべく立ち上がる。しかし、仕組まれた証言、白人の陪審員たち、証人や弁護士たちへの脅迫など、数々の差別と不正がブライアンの前に立ちはだかる。果たしてブライアンは、最後の希望となり、彼らを救うことができるのか―!? 可能性0%からの奇跡の逆転劇に挑む!
filmarksより
感想(ネタバレなし)
マイケル・B・ジョーダンの演技が素晴らしい!!!これは泣いてしまう。
注意
ここからの感想核心をつくネタバレはないですが全く情報を入れたくないという方はお気をつけください
今まで何度も黒人差別に関しての映画は公開されてきたし、自分も観てきましたが毎回毎回本当に起こっていた出来事とは信じがたいことが描かれていて驚いてしまう。
今作の舞台となる年代は1980年代、まだ比較的最近です。
そもそもそれ以前の時代を舞台に黒人差別に関する出来事を描いた作品が多くあるにも関わらず、その年代から差別意識が除かれず何十年も続いていたということだけでも心が痛いです。
「ドリーム」、「グリーンブック」の年代が1960年代です。「ブラック・クランズマン」は1970年代です。今作と同じ年代ならば「ストレイト・アウタ・コンプトン」は1980年代の物語です。
ここまで長きに渡って差別が行われていたということが恐ろしいと感じてしまいます。
おそらくこうやって映画化されてきた現代まで、つい最近までは似たようなことが行われていた、もしくは今も根強く残ってしまっているのではないかと考えてしまう映画です。
特に今作、白人が黒人を差別するというだけでなく白人側の立場が検察、警察、裁判官など権力を持った人間、本来ならば平等に接さなければいけない立場の人間がつい最近まで差別的な行為を行ってきたということが恐ろしい限りです。
しかもこいつらやり方がセコいというかなんというか
こんなことが最近まで行われてたとは到底思えないですね。
人種差別にしろ性差別にしろ根強く残ってしまっているのではないかと、最近では「スキャンダル」を観た時もそう感じました。
話は変わります。
マイケル・B・ジョーダンが素晴らしいです。
役にハマっていたのもそうですが、表情で泣いてしまう。とても良かったです。
あと、選曲が良かったです。
予告編に使われている曲ですが、アンドラ・デイの「Amen」です。
ちなみに原題の「Just Mercy」ですが意味は、
「公正な慈悲」という感じの意味です。
とてもこの作品に合った題名だと思います。
最終評価
皆様の映画を観る際の参考になればと思い誠に勝手ながら点数を付けさせていただくと
9/10
最近いい映画がとても多くて嬉しいです。
こちらの映画が気に入った方におすすめの映画を下に貼っておきます。
以上です!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!